三湖伝説

三湖伝説

湖にひそみ空に翔る壮大な三湖伝説

十和田湖、田沢湖、八郎潟、秋田を代表する三つの湖を結ぶ「三湖伝説」は龍に化身した人間のお話。
湖のある地域で語り継がれていた民話が、やがて三湖を結ぶ壮大な物語となって今もなお人々に新しいロマンを語りかけてくれます。

昔むかし、鹿角に力自慢で大男の八郎太郎という若者がおりました。八郎は働き者で、心優しい親孝行息子でした。ある時、仲間と山へ「マダの木」の皮を取りに行くことになりました。山では、山で採ったものはみんなで分けるなど3つの決まりを守らなければなりませんでした。

何日も山で「マダの木」の皮取りを続けていたある日、ご飯当番の八郎が、川で岩魚を3匹捕まえました。すると、岩魚が「卵を産んだら、ここに戻ってくると約束するから離してくれ」とお願いしましたが、八郎はかまわず岩魚を串刺しにして焼き、その旨そうな香りに我慢できずに仲間の分まで全部食べてしまいました。

すると、急に喉が乾いて川の水を飲んでいるうちに、ドドッ、ドドッと体が膨れあがって、体中がウロコに覆われた巨大な龍になっていました。やがて、「マダの木」を背負って戻ってきた仲間が「八郎、戻ったどー」と呼びましたが、龍になった八郎が「おらだー」と叫んでも仲間は龍の姿に驚いて逃げそうになるほどでした。

しかし、八郎に龍になった訳を聞いたところ「岩魚の願いも聞かず、山の掟も破って、仲間の魚を全部食べた「せいだ・・・」と語り、両親を仲間に頼んだ後、水をせき止めて湖をつくりました。それが十和田湖です。長い年月、十和田湖の主であった八郎でしたが、ある日「鉄のわらじ」が体に突き刺さり激しい痛みがはしりました。

それは、「南祖坊」が投げつけたもので、八郎は火を吹いて跳びかかりましたが、南祖坊は九つの頭の龍に姿を変え、七日七晩、八郎に襲いかかった為、ついに力尽きて、十和田湖を追い出されました。その後、たどり着いた場所でつくった湖が八郎潟です。八郎は湖と海を繋ぎ、魚を増やし、まわりの住民もとても喜びました。

そんなある日、カモが飛んできて、「田沢湖に人間から龍に化身した、たつこ姫という美しい方がいて、八郎の話をしたら、会いたいそうで「すよ」と話しました。そこで、八郎潟に氷がはったら会いに行く事にしました。出会ってみると二人とも一目でお互いを好きになり、冬の間は田沢湖で暮らすようになりました。

そこへまた現れたのが、南祖坊です。幸せそうな二人を見て、邪魔をしに来たのですが八郎とたつこは力を合わせて、南祖坊を追い払いました。やがて春になり、山の雪が解けだすと八郎は八郎潟を守る為に帰らなければなりません。たつこは別れが惜しくて、「来年も必ず来てくださいね」と琴を弾いて見送ったということです。

八郎太郎が帰ってくればギシギシときしむ音を立てて、八郎潟の氷が一晩で割れると信じられており、村人は夜中にその音を聞けば「あー、八郎帰ってきたな」と思うのだと、今に伝わっています。八郎太郎のいない冬の八郎潟は凍り、田沢湖は二人の愛のように年々深くなり、日本一深い湖になったといわれています。

【龍神伝説】3分間で分かる!八郎太郎物語

三湖伝説ゆかりの行事

八郎まつり【潟上市】

三湖伝説を地元で守り伝えようと開催。体長約64メートルの八郎龍が約80人に担がれ町を練り歩く。クライマックスでは辰子龍と出会う、ロマンスあふれる祭り。
■期間:8月第3日曜日
■問合せ:潟上市観光協会
018-853-5336

たざわ湖・龍神まつり【仙北市】

恋仲になった辰子と八郎太郎の強い絆にあやかり、湖の変わらぬ安全をはじめ縁結びなど祈願する祭り。2人の伝説にちなんだイベントや限定メニューなど盛りだくさん。
■期間:7月下旬または8月上旬の土曜日
■問合せ:田沢湖観光情報センター「フォレイク」
0187-43-2111

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